「休載」が非常に長すぎる名作マンガ3選おピックアップ!!

休載は多くとも名作……物語の完結が待ち遠しい!

「休載が多すぎるマンガ」のなかでも、屈指の名作を3本ご紹介していきます



ガッツ

ベルセルク

日本を代表するダークファンタジー作品『ベルセルク』

1989年より連載をスタートしましたが、

休載も多く、今なお完結する兆しが見えていません。

主人公・ガッツの復讐の旅を描いた物語です。

“鉄塊”ともいえるほど巨大な剣を振り回し、

「使徒」と呼ばれる怪物を殺戮する姿はまさに狂戦士。


グロテスクで重厚な世界観が魅力の作品です。

作中の序盤からラスボスとして示唆されているのが、

ガッツが過去に因縁を持つ「グリフィス」というキャラクター。

彼は物語のキーマンである、

「ゴッド・ハンド」と呼ばれる5人の超越者のなかのひとりです。

しかし、連載から30年以上経っていますが、

5人の「ゴッド・ハンド」はいまだに誰ひとり倒されていません。

現時点の最新刊40巻の発売は2018年9月、

そして次巻の41巻は「発売未定」となっています。

これほど休載が多いのは、作品の魅力である緻密な描きこみが原因とも言われています。

巻末の作者コメントでは、

過去に「ひと月半で外出できたのは、

「ジョナサンでメシくった2時間だけ」「あちこちガタがきてる」といった発言もあり、

クオリティを上げるため全力で制作に取り掛かっているものの、

連載に追い付いていないのではないでしょうか💦

物語が完結するよう願うばかりです😭



ヒストリエ

ヒストリエ

大ヒット作『寄生獣』で知られる岩明均先生の歴史マンガ『ヒストリエ』です。

2003年から連載を開始していますが、かなり休載が目立つようになっています。

歴史上に実在する人物の生涯を描いた作品だけに、

まだまだ物語の先が長いことがわかっている作品です。

主人公・エウメネスは、アレクサンドロス大王に仕えた古代ギリシアの人物。

人並外れた頭のキレと度胸を備えたエウメネスの生涯を、

生い立ちの部分から描いた壮大な作品です。

歴史マンガでありながら会話のノリは現代的で読みやすく、

特別大きな盛り上がりがあるわけではないのに、

読み始めると止まらなくなります。

しかし、連載開始から約18年が経ちますが、

まだアレクサンドロスが王にすらなっていません👑

アレクサンドロス大王と言えば、戦術の天才として次々に領土を広げ、

大帝国を築いた人物。

つまり『ヒストリエ』の物語もまだまだこれから、

というところだと思われますが、この連載ペースで完結するのか、

いささか心配になってきます。

岩明先生はアシスタントをつけていないと言われており、

それが休載の多い原因のひとつではないかと考えられます😥

『ヒストリエ』は時代考証も必要ですから、なおさら時間がかかってしまうことでしょう。



ハンターハンター

HUNTER×HUNTER

言わずと知れた人気マンガ『HUNTERxHUNTER』

とにかく休載が多いマンガとして知られています。

1998年に「週刊少年ジャンプ」で連載をスタートしましたが、

2年目の時点ですでに3割ほどの休載がありました。

その後エスカレートしていき、

休載期間が1年以上となることも増えていきます。

現時点でも2018年12月から休載が続いており、

本作における最長の休載記録を更新している状態です。

休載の原因としては、

腰痛や精神的な問題、完璧主義者だから、ゲームにハマったから、など、

さまざまな理由がささやかれていますが、

現在の連載で描かれている「暗黒大陸編」はかなり複雑な展開となっており、

ストーリーを組み立てるのに時間とエネルギーがかかるということもあるでしょう。

本作は連載が再開されると、

ネットニュースやSNSが「お祭り状態」となるほどの話題を集めます💻

これだけ注目度が高いということは、

それだけ作品が「面白い」ということでもあります😉